大阪府中小企業家同友会 東大阪第2支部 支部長の3年間を終えて
- 社長の日記
- 5月20日
- 読了時間: 3分
更新日:12 時間前
先日の総会をもちまして、3年間務めさせていただきました大阪府中小企業家同友会・東大阪第2支部の支部長の任を終えました。
振り返ってみると、この3年間で一番変わったのは、支部ではなく私自身の「経営に対する考え方」だったように思います。
私は昔から、限られた人・時間・環境の中で工夫して、80点を取ることが得意なタイプです。
学生時代のチームスポーツでも、強いチームと同じことをするのではなく、自分たちのメンバーに合った戦い方を考えてきました。
会社に入ってからも、その感覚でやってきました。
ところが支部長になり、約100人の組織を動かそうとすると、自分なりの工夫や勢いだけでは、まったく通用しませんでした。
1年目は、思うように人が動かず、「自分は何もできていない」と無力さを感じました。
そこで2年目から、改めて組織づくりや経営について学び直しました。
そして気づいたのは、リーダーが自分で頑張ること以上に、どこを目指すのかを示し、一緒に働く人をパートナーとして考えることが大切だということでした。
3年目には、
「これからの会社・組織・地域をつくる人とつくる」
という考えを掲げました。
方針を繰り返し伝える。 できるだけ顔を合わせる。 困っている人がいれば手助けする。 一人ひとりが動きやすい環境をつくる。
すると、少しずつ組織が動き始めました。
振り返れば、自社でも同じです。
社長が何でも決め、何でも指示する会社より、社員一人ひとりが考え、力を発揮できる会社の方が強い。
経営者の仕事は、自分が一番頑張ることではなく、みんなが「ええ仕事」をできる環境をつくることなのだと思うようになりました。
また、支部長を務めたことで、地域や社会を見る機会も増えました。
オープンファクトリーや大学との連携、子ども向けワークショップなど、これまでなら気づかなかった話に興味を持つようになり、会社と地域との接点も増えています。
自社の商品や技術が、お客様だけでなく、地域や社会の役に立つ可能性も見えてきました。また、地域の活動によって得られる視点が、商品や魅力やサービスの向上につながる可能性も見えてきました。
今、私が考える「ええ仕事」とは、
お客様が喜ぶ。 工夫がある。 無理やムダがない。 利益が出る。 そして、働く本人も喜び成長する。
そんな仕事です。
3年間を通じて、経営に唯一の正解があるわけではないことも改めて感じました。
私はこれからも、特にヒト・モノ・カネが不足しがちな中小企業では、毎年すべてを100点にすることはできないと思います。
だからこそ、
理念や覚悟は100点を目指す。実践は、限られた条件の中で80点を積み重ねる。
それを続けていきたい。
支部長として経験した遠回りや失敗も、今ではすべて自社の経営につながっています。
この3年間で得た学びを、これからの会社づくり、そして一人ひとりが力を発揮できる環境づくりに生かしていきたいと思います。




コメント